仲値不足
読み方: | なかねぶそく |
---|---|
分類: | 為替相場 |
仲値不足は、仲値決済による外貨の需給バランスにおいて、外貨(主にドル)が不足している状態をいいます。これは、仲値での取引で、顧客からのドル買いがドル売りより多い状態であり、通常、ドルの需要が強いことから、ドル買い材料となります。
長年、東京外国為替市場(東京市場)では、日本の商取引慣行において、五十日(5日・10日・15日・20日・25日・30日)のドル買いや決済水準が高い傾向にあり、これらの日は仲値が高めに設定される傾向があります。
<仲値について>
毎営業日の午前10時頃に発表される、顧客が金融機関で外貨を売買する際の基準レートで、外国為替市場(インターバンク市場)の取引実勢レートを基準(参考)にして金融機関毎に決定される。