個別元本

個別元本は、追加型株式投資信託の個別元本方式に基づいて計算される、ファンドを保有する投資家（受益者）毎の税法上の取得元本（単位口当たりの平均の買付基準価額）をいいます。これは、受益者がファンドを購入した時の基準価額で、購入時の手数料や消費税は含まれません。

また、受益者が同一ファンドの受益証券を複数回購入した場合や元本払戻金（特別分配金）を受け取った場合には、その都度、移動平均により個別元本が修正されます。

◎一般コースと自動継続投資コースの両方で取得する場合は、コース別に個別元本の算出が行なわれる。

◎同じ販売会社であっても、複数の支店等で同一ファンドを取得する場合は、支店毎に個別元本の算出が行なわれることもある。

◎同一ファンドを複数の販売会社で取得する場合は、各販売会社毎に個別元本の算出が行なわれる。

※追加型株式投信の個別元本方式は、2000年4月より導入され、また2000年4月1日に既に保有していた追加型株式投信については、2000年3月31日の平均信託金が個別元本となる。