定量評価

読み方: ていりょうひょうか
英語: Quantitative analysis
分類: 運用評価

定量評価は、投資信託や年金などのファンドのパフォーマンス評価の一つで、評価機関が独自の統計的手法により、ファンドの過去の運用実績など数値で計れるものを数量的に分析・評価する方法をいいます。これには、市場との比較である「ベンチマーク比較」や他のファンドとの相対比較である「ユニバース比較」などがあります。

一般にファンドの定量評価において、統計的手法によりパフォーマンス評価を行う場合、「収益率の計算方法」と「評価の期間」が重要となります。

◎収益率の計算方法には、運用担当者がコントロールできないキャッシュフローの影響を排除した時間加重収益率などを使用する。

◎評価の期間には、パフォーマンスの状況が短期的には偶然の要素にも大きく左右されるため、中長期にわたる運用実績の検証を行う必要がある。

なお、定量評価は、評価手段が数値のみのため、客観性が高いと考えられますが、一方で将来もそのパフォーマンスが続くかどうかは分からないため、実際のファンド評価にあたっては、数値以外の評価である「定性評価」も合わせて用いられています。