エシカルファンド
英語: | Ethical investment fund |
---|---|
分類: | 投信タイプ |
エシカルファンドは、「道徳ファンド」とも呼ばれ、道徳や倫理に問題がある企業を避け、健全な社会に貢献する企業にのみ投資するファンドをいいます。
米国において、1960年代以降の社会意識の高まりを背景として設定された「世界平和ファンド」が始まりとされ、またエシカル(ethical)とは、道徳や倫理といった意味があります。
一般にエシカルファンドは、エコファンドなどと同様、社会的責任投資(SRI)の一種であり、環境汚染や自然破壊、人権問題につながる企業、軍需産業や原子力産業に関わる企業、タバコ・アルコール・ギャンブル等に関わる企業などを投資対象から外す一方で、環境問題や人権問題などに積極的に取り組む企業に対しては重点的に投資します。
なお、投資基準については、特に決まっている訳ではなく、ファンド毎にそれぞれ異なっており、また投資対象が社会的に大きなリスク(訴訟・規制・糾弾等)を抱えていないせいか、パフォーマンスも悪くないとのことです。