ハイ・イールド・ボンド・ファンド

ハイ・イールド・ボンド・ファンドは、国内外の高い利回りの債券を中心に投資するファンドの総称をいいます。これは、主に米国や欧州などのハイ・イールド・ボンドに分散投資を行って、リスク分散が図られており、また銘柄選定にあたっては、個別企業分析に基づいて行われます。

ハイ・イールド・ボンド（High yield bond）とは、格付機関によって格付けされる債券の信用度において、BB格以下に格付けされている債券をいい、通常、相対的に高い利回りが期待できる反面、大きなデフォルトリスクがあるのが特徴となっています。

一般にハイ・イールド・ボンド・ファンドは、高い利回りが期待でき、かつ収益分配の頻度が多いことから、リスクの低いファンドと勘違いしている人も多いですが、実際には基準価額の値動きが大きく、リスクの高いファンドであることを認識し、運用の際には細心の注意が必要です。

◎投資対象が外貨建て資産であることから、ファンドによっては、為替ヘッジを行っているものもある。

◎日本では、毎月分配型ファンドが多いのが特色となっている。