南アジア地域協力連合(SAARC)
読み方: | みなみあじあちいききょうりょくれんごう |
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英語: | South Asia Association for Regional Cooperation |
分類: | 協力機構 |
南アジア地域協力連合(SAARC)は、南アジアにおける比較的緩やかな地域協力の枠組み(地域協力機構)をいいます。
南アジア諸国民の福祉の増進、経済社会開発、文化面での協力、協調等の促進などを目的とし、1980年にバングラデシュのジアウル・ラーマン大統領が行った提案に基づき、1985年12月にバングラデシュで開催された首脳会議で「ダッカ宣言」や「SAARC憲章」が調印され、正式に発足しました(常設事務局は、ネパールのカトマンズに設置)。
現在、加盟国は、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンの8カ国で、またオブザーバーとして、日本、中国、米国、EU、韓国、イラン、モーリシャス、オーストラリア、ミャンマーなどが参加しています。