タキトゥスの罠
読み方: | たきとぅすのわな |
---|---|
英語: | Tacitus Trap |
分類: | 概念 |
タキトゥスの罠(Tacitus Trap)は、政治法則の一つで、政府が信用を失っている時は、何を言おうと何をしようと、民衆に悪く思われることをいいます。
古代ローマ時代の歴史学者・タキトゥスが述べたとされる言葉(概念)で、政府に対する信頼が大きく失われている時には、真実であろうと嘘であろうと、また良いことであろうと悪いことであろうと、民衆に全て嘘であると見なされる(政府の言うことが全く信用されない)ことを意味します。
※タキトゥス:Publius Cornelius Tacitus、55年頃-120年頃