韓国銀行

韓国銀行は、「韓国中銀」とも呼ばれ、大韓民国（韓国）の中央銀行をいいます。1948年の大韓民国の樹立後、1950年に韓国銀行法の制定で創設されたもので、ソウル特別市に本部が設置され、また地方にも地域本部が設置されています。

現在、主な機能は、通貨の発行・管理、金融調節の実施、政府の銀行、銀行の銀行、外貨資産の運用・管理、緊急経済制度の策定・実施、経済調査・統計作成などとなっています。また、金融政策を決定する機関は、金融通貨委員会となっています。

ちなみに、通貨当局である韓国銀行は、市場の急激な変動がある時に安定化措置を取るというのが大前提となっており、通貨防衛のための為替介入は躊躇なく行われます。