加権指数
読み方: | かけんしすう |
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英語: | Taiwan Capitalization Weighted Stock Index(TAIEX) |
分類: | 株価指数(台湾) |
台湾加権指数(加権指数)は、台湾の台北市にある台湾証券取引所に上場している普通株式全銘柄を対象とした時価総額加重平均型の株価指数をいいます。これは、台湾株式市場の相場動向を表す代表的な指標で、台湾証券取引所が公表し、1966年を100として算出されます(算出開始日は1967年1月5日)。
また、加権指数以外にも、宝島株価指数、台湾コーポレートガバナンス100指数、小型株300指数、台湾50指数、台湾中型株100指数、台湾ハイテク指数、台湾高配当指数、台湾従来型8産業指数、台湾就業99指数、台湾高給100指数、非金融指数、非電子指数、非金融電子指数、業種別指数など、多様な指数が公表されています。
一般に台湾は、長い間、中華人民共和国と大きな問題を抱えていますが、両国の経済関係は非常に密接であり、アジアの株式市場の中でも特に中国市場の影響を大きく受けます。また、日本や韓国と同様、輸出主導型の経済のため、世界経済の動向にも大きく左右されるほか、業種面ではハイテク産業の比率が高いのが特色となっています。
<台湾加権指数の代表的な銘柄>
・TSMC:半導体受託生産
・鴻海精密工業:電子機器受託生産
・台塑石化:石油化学
・中華電信:通信
・大立光電 :光学機器
・台湾塑膠工業:化学
・台湾化学繊維:化学
・南亜塑膠工業:化学
・国泰金融控股:金融・保険
・富邦金融控股:金融・保険