ハンセン指数
読み方: | はんせんしすう |
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英語: | Hang Seng Index(HSI) |
分類: | 株価指数(香港) |
ハンセン指数は、漢字で「恒生指数」とも表記され、中華人民共和国香港特別行政区の香港証券取引所で売買される銘柄のうち、主要50銘柄を時価総額加重平均で算出した、浮動株に基づく株価指数をいいます。
現在、中国の香港株式市場の相場動向を表す代表的な株価指標で、恒生銀行傘下のハンセン・インデックス社(Hang Seng Indexes Company)が算出・公表しています(1964年7月31日の構成銘柄の時価総額合計を100として算出)。
ハンセン指数の位置づけ
ハンセン指数は、香港株式市場の時価総額の約7割を占めるとされ、そのサブインデックスとして、Finance(ハンセン金融株指数)、Utilities(ハンセン公益事業株指数)、Properties(ハンセン不動産株指数)、Commerce and Industry(ハンセン商工業株指数)の4つの業種別指数も算出・公表されています。
また、香港株式市場には、本指数と比べて、より幅広い銘柄群から構成され、時価総額の約95%をカバーする「ハンセン総合指数」もあります。
ハンセン指数の主要な構成銘柄
ハンセン指数の主要な構成銘柄として、以下が挙げられます。
HSBCホールディングス、テンセント、AIAグループ、中国建設銀行、中国平安保険、中国移動通信(チャイナモバイル)、中国工商銀行、香港取引所、中国銀行、中国海洋石油集団、CKハチソン、CLPホールディングス、香港中華ガス、長江実業集団、中国人寿保険、恒生銀行、中国石油化工、銀河娯楽、サンズ・チャイナ、吉利汽車 他