分損

分損は、損害保険において、被保険物の一部が被る損害をいいます。

一方で、分損に対して、保険の対象が完全に滅失した場合や、修理・回収等に要する費用が再調達価額または時価を超えるような場合を「全損」と言います。

一般に分損は、保険の目的の一部に損害が生じたものの、全損に至らない場合の損害を指し、例えば、自動車保険では、クルマの修理費が時価額を下回る場合などが該当し、修理費が損害額となります。