終身年金
読み方: | しゅうしんねんきん |
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分類: | 年金保険 |
終身年金は、個人年金保険において、被保険者が生きている限り、終身にわたって年金が受け取れるものをいいます。これには、保障期間があるタイプとないタイプがあり、また保証期間がないタイプの場合、年金受取人が死亡した時点で年金の支払い(支給)は終了します。
一方で、終身年金に対して、被保険者の生死に関係なく、契約時に予め定めた一定期間、年金が受け取れるものを「確定年金」、また契約時に予め定めた一定期間、被保険者が生きている場合のみ年金が受け取れるものを「有期年金」と言います。
なお、個人年金保険とは、「運用(殖やす)」「年金(受け取る)」「保険(残す)」の3つの機能がセットになった保険商品で、その仕組みは、保険会社に保険料を払込み、所定の据置(運用)期間満了後に運用成果(年金原資)を受け取れるようになっています。
<個人年金保険の受取方法による分類>
・終身:終身年金、保証期間付終身年金
・確定:確定年金
・有期:有期年金、保証期間付有期年金
・連生:夫婦年金
※公的年金の国民年金は、死亡した時点で年金の支給が終了するので、その仕組みは「保障期間がない終身年金」と同じである。