アンコ
アンコ(あんこ)は、既に評価益の出ている建玉を手仕舞いせずに、反対の建玉を入れることをいいます。
主に株式(信用取引)と商品先物で使われる用語で、買い玉か売り玉のどちらかの玉を建てて、評価益が出ている時に反対の同数量の玉を建てることで両建てにし、ひとまず差額の利益を確保することを指します。
●買い玉が値上がりの場合
売り玉(反対の玉)-買い玉=差額の利益
●売り玉が値下がりの場合
売り玉-買い玉(反対の玉)=差額の利益
なお、あんこを同時決済する場合、値動きや手数料などで、直前の利益より若干小さくなります。