MAX方式
読み方: | まっくすほうしき |
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分類: | 資産管理 |
MAX方式は、「両建てマックス方式」とも呼ばれ、両建ての証拠金において、売建玉の合計と買建玉の合計とを比較し、建玉の合計の多い方に対して証拠金を算出する方式をいいます。
主に外国為替証拠金取引(FX)やCFD取引などで導入されている証拠金制度で、また両建てとは、同一商品に対して、売建玉と買建玉が同時に口座にある状態を指します。
一般に両建てでは、売り・買いの双方に証拠金が掛けられるのが原則ですが、MAX方式においては、片方のみの証拠金で済むため、資金効率が高くなります(両建てに必要な証拠金額が少なくてすみ、取引余力が増加する)。
例えば、FXでは、同一通貨ペアで両建てを行った場合に、売り・買いのいずれかのポジションのうち、ポジションが大きい方に対してのみ、証拠金がかかる仕組みになっています。