シャチハタ
英語名: | Shachihata |
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分類: | 名前・印鑑 |
シャチハタ(Shachihata)は、日常の生活や仕事などでよく使われる、定番のインキ浸透印のことをいいます。
インキ浸透印とは、印面はスポンジ状の多孔質ゴムで出来ており、内部にインキを染込ませることで、朱肉やスタンプ台を使わずに押印を可能にした印章をいいます。
1965年に印章・スタンプ・文房具等を製造するシヤチハタ工業(現:シヤチハタ)が開発に成功し、世の中に広く普及した(インキ浸透印で最大手になった)ことから、今日では、「シャチハタ」がインキ浸透印の代名詞となっています。
一般にシャチハタは、名字の入った「ネーム印」で、家庭において宅配便や郵便の受取印や認印、会社等において確認印などに広く利用されますが、一方で公文書など重要文書への押印、実印や銀行印としての登録は不可となっています。
その理由として、素材がゴムであるため、押し方や経年変化による劣化等で同一スタンプでも印影が変わる可能性があること、時間が経過するとインキが薄くなること、大量生産であること(同じ形状の文字が押印できること)などが挙げられます。