日本消費者金融協会(JCFA)
読み方: | にほんしょうひしゃきんゆうきょうかい |
---|---|
英語: | Japan Consumer Finance Association(JCFA) |
分類: | 協会・機関 |
日本消費者金融協会(JCFA)は、かつて存在した、日本の主要な消費者金融会社で構成された全国組織の任意団体をいいます(2014年3月に解散)。
1969年4月に、会員相互の啓発を通じ、消費者金融に関する調査・研究・広報・教育等の活動を行い、日本の消費者金融の健全な発達を図ると共に、広く国民経済の適切な運営に資することを目的に創立されたもので、米国の業界団体である「NCFA(現AFSA:米国金融サービス協会)」がモデルとなっていました。
設立以来、JCFAは、「消費者の保護と救済」を理念に、自主的な業務規制を徹底するほか、個人信用情報機関の設立や救済更生事業団、金銭管理カウンセリング事業団など消費者金融の産業基盤の構築に向け、社会的理解と市場育成に力を傾けてきました。
また、生活者のニーズに応え、暮らしをサポートする金融サービスの実現を目指すために、各種調査研究や研修活動、法環境整備の働きかけ等によって業界革新と質的向上を推進してきましたが、2014年3月に発展的解散をして、その役割を終えました。
<解散前に実施していた事業>
●広報・出版
月間クレジットエイジの発行等、各種広報および出版活動
●調査・研究
消費者金融に関する調査・研究(消費者金融白書、JCFAレポート他)
●金銭教育普及推進
消費者向け金銭教育教材の製作・配布(カードゲーム/お金の役割他)
●社会貢献および社員研修
人材育成および社会貢献活動(消費者啓発小冊子の配布、自然災害等の被災者に対する義援金寄付他)