日本貸金業協会
読み方: | にほんかしきんぎょうきょうかい |
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英語: | Japan Financial Services Association |
分類: | 協会・機関 |
日本貸金業協会は、貸金業法に基づく、貸金業界の自主規制機関をいいます。2007年12月に内閣総理大臣の認可により設立された法人(認可法人)で、現在、東京(港区高輪)に本部を置き、また全国47都道府県に支部を設置しています。
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日本貸金業協会の目的と役割
日本貸金業協会は、貸金業の適正な運営を確保し、もって貸金業の健全な発展と資金需要者等の利益の保護を図ると共に、国民経済の適切な運営に資することを目的としており、設立以来、自主規制基本規則を策定し、協会員の監査や指導を実施しています。
また、法令・諸規則等の違反行為に対しては、協会が自ら厳しく処分を実施するなど、貸金業界のコンプライアンス態勢の整備にも取り組んでいます。
日本貸金業協会の主要な機能
日本貸金業協会の主要な機能は、自主規制基本規則を策定し、協会員に法令・諸規則等を遵守させること、違反行為は厳しく処分すること、反社会的勢力排除を徹底すること、国家試験である貸金業務取扱主任者制度の運営全般に関すること、金融ADR制度における指定紛争解決機関として、紛争事案や相談の申し出に対して、中立・公正な立場から柔軟・迅速かつ適切な処理解決を図ることなどとなっています。
また、貸金業界の態勢整備だけでなく、資金需要者の立場にたった生活再建支援やカウンセリング、消費者教育などの各種啓発活動にも積極的に取り組んでいます。
日本貸金業協会の業務内容
日本貸金業協会は、資金需要者等の利益の保護を図り、また貸金業の適正な運営に資することを目的に、現在、以下のような業務を行っています。
・協会員の法令等遵守態勢整備の支援
・監査の実施(一般監査、特別監査)
・監査ガイドラインの策定
・規律審査(法令等違反への対処と再発防止)
・相談対応、苦情処理、・紛争解決
・各種研修の実施
・広報、啓発、調査研究
・行政協力事務
・貸金業務取扱主任者 試験・登録・講習