債権者代位権

読み方: さいけんしゃだいいけん
分類: 債権・債務

債権者代位権は、「間接訴権」や「代位訴権」とも呼ばれ、債権者が自らの債権保全するために、債務者が第三者に対して有する権利を代わって行使する権利をいいます。

債権者代位権の仕組み

現在、債権者代位権は、債権者取消権と共に、債権の引当てとなる債務者の一般財産を保全するための制度であり、民法において、以下のように記されています。

<民法の第423条(債権者代位権)>

1.債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。ただし、債務者の一身に専属する権利は、この限りでない。

2.債権者は、その債権の期限が到来しない間は、裁判上の代位によらなければ、前項の権利を行使することができない。ただし、保存行為は、この限りでない。

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