議決権比率
議決権比率は、株主総会における有効な議決権総数のうち、ある株主が有する議決権の比率(%)を示したものをいいます。これは、株主としての権利を行使できる割合を意味し、通常、経営の重要事項を株主総会で決める場合には、議決権を行使する割合で決議されるため、大株主の場合、経営に影響を及ぼす重要な比率となっています。
一般に普通株式だけを発行している会社の場合は、持株比率(出資比率)が議決権比率と同率になりますが、一方で議決権制限株式や自己株式、単位未満株式などが含まれている場合は、出資比率と議決権比率が同率になりません。