Short（ショート）

Short（ショート）は、一般的には、短いこと、不足すること、短絡、ショートサーキット、野球の遊撃手などを意味します。これは、マーケットで使われる専門用語では、「ショートポジション（Short position）」の略で、売り持ちのポジションをいいます。

目次：コンテンツ構成

• Short（ショート）の意味
• Short（ショート）の投資手法

Short（ショート）の意味

Short（ショート）とは、売りのポジションを取っている状態、もしくは「売り持ち高」が「買い持ち高」を上回っている状態をいいます。

一般にマーケットにおいて、短期売買で相場観が問われる、外国為替取引や信用取引、先物・オプション取引、CFD取引などで「ショート」がよく行われており、例えば、「ドルショート」と言った場合は、ドルの売り持ち状態を意味します。

なお、売り持ちの「ショート」でも、買い持ちの「ロング」でもない、実質ゼロの状態を「スクエア」と言います。

Short（ショート）の投資手法

Short（ショート）は、「将来的に値下がりする（下落する）」と判断した投資対象を売って、値下がりした時点で買って決済する投資手法であり、決済した時の差額が損益（プラスの時は利益、マイナスの時は損失）となります。

例えば、ドル／円の外国為替取引において、ドルのショート（ドル売り・円買い）をした場合、取引時よりドル安・円高になれば、為替差益（利益）が出ることになります。