電子ブローキング
読み方: | でんしぶろーきんぐ |
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英語: | Electronic Broking |
分類: | 市場取引 |
電子ブローキングは、コンピュータ・システムが取引を仲介するブローキングをいいます。
情報端末を通して入力された取引金額や取引条件について、コンピュータが売り手と買い手の注文を瞬時に付き合わせ、取引を成立させるもので、日本では、1993年頃から利用されており、EBS(CMEグループ)やReuters(ロイター)などが有名です。
◎システム面では、専用線を利用して絶対的な安全性を確保し、さらに人工知能を搭載して押し間違い等を防ぐ工夫なども施されている。
◎確認作業も含めて全てがコンピュータ上で行われるため、取引の経過と約定をすぐに照会することができる。
一般にブローキングには、人間が取引を仲介する「ボイスブローキング」と、コンピュータ・システムが取引を仲介する「電子ブローキング」の2つがあり、現在、取引の大半は電子ブローキングとなっています。