融合型
読み方: | ゆうごうがた |
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分類: | 厚生年金基金 |
融合型は、代行型や加算型と共に、厚生年金基金の給付形態の一つで、国の老齢厚生年金を代行する「代行部分」と、代行部分に上乗せする「プラスアルファ部分」が一体となったものをいいます。
また、厚生年金基金とは、企業年金の一つで、厚生年金の一部を代行して給付すると共に、基金独自の年金をプラスアルファして給付する、企業や団体(業界)を母体として設立された特別法人をいいます。
一般に融合型は、加算型の一種で、退職時の最終給与や直近の一定期間の平均給与などを用いて給付額を計算し、代行部分以上の給付となるように設計されています。
◎融合型は、旧共済組合の年金制度に類似した給付設計であることから「共済型」とも呼ばれる。
◎2014年4月に「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」が施行され、厚生年金基金は新設できなくなると共に、2024年までに原則廃止されることになっている。