損券

損券は、損傷した紙幣のことをいいます。これは、銀行等の金融機関では、破れたり、汚れたりした現金のことを指し、店頭窓口において、引換え可能となっています。

現在、紙幣（日本銀行券）を発行する日本銀行では、日本銀行券が破れたり、燃えたりした「損傷銀行券」に対して、表・裏両面があることを条件に、下記の面積基準で新しい紙幣との引換えを行っています（顧客が金融機関と引換え、その後、金融機関が日銀と引換える）。

・面積が3分の2以上の場合は、全額として引換え
・面積が5分の2以上、3分の2未満の場合は、半額として引換え
・面積が5分の2未満の場合は、銀行券としての価値は無く失効