ボックス圏相場
読み方: | ぼっくすけんそうば |
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英語: | Boxed Range |
分類: | 相場 |
ボックス圏相場は、マーケット全般で使われる用語で、「レンジ相場」とも呼ばれ、一定の変動幅の範囲内で価格(値段、レート)が上がったり下がったりを何回となく繰り返えす相場をいいます。
箱の中に閉じ込められたかのように、一定の価格帯で上下していることに由来する呼称で、具体的には、抵抗線と支持線に挟まれた値幅内(高値と安値が一定のレンジ)で価格が推移する形となります。
一般に相場の先行きを決定する材料(ニュース等)が少ない時や、相場の先行きが不透明でどちらにも大きく動きずらい時などに「ボックス圏相場」となりやすいです。
このような相場では、テクニカル分析を行って、レンジの下限に来た時に買い、レンジの上限に来た時に売るという売買手法が有効ですが、一方でレンジを抜けた場合には、新たなトレンドが発生することもあり、大きな損失を出さないようにするためにも「ストップロス」を置いておくことは重要です。
<本用語の使用例>
・NY原油は、3カ月ほど前から51~57ドル付近でのボックス圏相場を続けている
・ファンダメンタルズに新たな見方でも出ない限り、基本的にはボックス圏相場となりそうだ
・FOMC(連邦公開市場委員会)での金融政策決定まで、ボックス圏相場が続く可能性が高い