売り越し

売り越しは、マーケットの売買（需給）状況において、買い数量（金額）よりも売り数量（金額）の方が多いことをいいます。また、これとは反対に、売り数量（金額）よりも買い数量（金額）の方が多いことを「買い越し」と言います。

一般に本用語（売り越し）は、特定の投資家の売買動向や特定の銘柄の需給動向に対して使う場合と、信用取引や先物・オプション取引などの清算取引における売り建玉と買い建玉の差で「売り建玉」の方が多いことに使う場合とがあります。

＜本用語の使用例＞

・朝方は堅調だったものの、機関投資家が売り越しに転じた
・IMM通貨先物の取組（8月15日までの週）によると、ドルの売り越しは減少した
・寄り付き前の外資系証券経由の注文動向は6営業日連続の売り越し（差し引き1000万株）で、金額ベースも売り越しだった模様