試し玉
読み方: | ためしぎょく |
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分類: | 商い |
試し玉は、相場に入るにあたって、試しに買い建てる、もしくは売り建てる玉のことをいいます。これは、信用取引や先物・オプション取引、外国為替証拠金取引などにおいて、相場の感触を確認するために、最初に小さな取引数量で建玉をすることを指します。
一方で、試し玉に対して、本格的に利益を狙って建てる、まとまった数量の玉を「本玉」と言います。
一般に相場の感触は、建玉(ポジション)を持つことなく、ただ市場の値動きを眺めているだけでは中々掴めず、実際に試し玉をすることで、すぐに評価損益が発生し、自分の相場観の是非が概ね分かります。また、リスク管理の観点からも、小さなリスクから始める試し玉は有効と言えます。