大型株

読み方: おおがたかぶ
英語: Large capitalization stock(High cap)
分類: 株式区分

大型株は、株式を時価総額と流動性を基準にして区分したもので、時価総額と流動性が高い株式をいいます。

現在、東京証券取引所では、TOPIX(東証株価指数)を補完する「規模別株価指数」の算出において、上場後6か月以上経過したプライム市場等の銘柄の中から、時価総額と流動性が高い上位100銘柄(TOPIX100の算出対象)を「大型株」と呼んでいます。

かつては、発行済株式数を会社の一単元の株式数で除して算出した単元数の大小で大型株・中型株小型株に区分し、規模別株価指数を算出していましたが、単元換算後の発行済株式数の規模に応じた区分が必ずしも時価総額や流動性などの点で市場実態を反映していないこともあり、海外の主要株価指数を参考に、2005年から現在の区分を採用することになりました。

一般に大型株の会社には、成熟した大企業の株式が多いため、安定した配当狙いや資産を着実に殖やしていく投資に向いていると言われます。

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