消費課税
【読み方:しょうひかぜい、分類:税務】
消費課税は、国や地方公共団体が、財貨やサービスの消費に対して課税することをいいます。
現在、その種類には、消費一般に対して広く公平に負担を求める「消費税」および「地方消費税」のほか、特殊な嗜好品としての性格に着目して酒類やたばこに対して負担を求める「酒税」や「たばこ税」、揮発油の消費に対して負担を求める「揮発油税」などがあります。
また、課税とは、租税を対象となる義務者に割り当てること、または割り当てられる租税(税金)のことをいいます。
一般に個人の消費支出は、一生涯を通じて行われ、その水準も比較的安定していることから、消費課税には、あらゆる世代に広く公平に負担を求めることができると共に、ライフサイクルの一時期に負担が大きく偏らないという特徴があります。