ペナント型
【英語:Pennant、分類:チャート】
ペナント型は、「ペナント・フォーメーション」とも呼ばれ、大きな値動きの後に三角旗のような形状に収束するチャートパターンをいいます。
コンティニュエーション・パターン(継続パターン)の一つで、上下方向の大きな値動き(旗竿:Flagpole)の後に、上下のライン(上値抵抗線と下値支持線)が収束する期間があり、その後、最初の大きな値動きと同じ方向にブレイクアウトすることで完成される、後半部分の三角旗(Pennant)を指します。
一般にペナント型は、フラッグ型よりもトレンド継続の可能性が強く、また急激な上昇・下降の後にパターンが完成され、その種類には、「上昇ペナント」と「下降ペナント」の二つがあります。
|上昇ペナント|
上昇に向かう可能性が高い、三角旗のような形状(旗竿は上向き)。
|下降ペナント|
下落に向かう可能性が高い、三角旗のような形状(旗竿は下向き)。