ミニデッドクロス
【読み方:みにでっどくろす、分類:移動平均線】
ミニデッドクロスは、チャートにおいて、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下に突き抜けることをいいます。
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜ける「デッドクロス」と共に、相場が下落に転じるサイン(売りのシグナル)として使われ、またミニデッドクロスとデッドクロスが重なる場合は、より強い売りのシグナルとされます。
例えば、株式相場で、短期を25日線、中期を75日線、長期を200日線とした場合、25日線が75日線を上から下に突き抜ける局面が「ミニデッドクロス」、25日線が200日線を上から下に突き抜ける局面が「デッドクロス」となります。
なお、ミニデッドクロスとデッドクロスを特に分けずに、短期の移動平均線が中長期の移動平均線を上から下に突き抜けることを「デッドクロス」と称する説明もあります。