消耗品費

読み方: しょうもうひんひ
分類: 勘定科目(P/L)

消耗品費は、販売や管理などで繰り返し消費される、消耗性の用品の費用のことをいいます。これは、損益計算書(P/L)の販売費及び一般管理費に区分される勘定科目の一つで、厳密な定義は税法上にはありませんが、経理処理をする場合は、購入金額が10万円未満であること、使用可能期間が1年未満であることがポイントになります。

一般に消耗品費は、事務用消耗品費や備品消耗品費など様々な種類があり、経理面(勘定科目)で種類毎に分類する必要はありませんが、業種によっては、特に多くなるものは分類してもよいです。

消耗品費の対象

消耗品費の対象となるものは、「事務関係のもの」と「事務以外のもの」に大別されます。

●事務関係のもの

文房具、封筒、伝票類、帳簿、用紙、名刺、印鑑、事務機器、電子記録媒体、パソコン関連、印刷関連、ソフトウェア 他

●事務以外のもの

日用品、お茶・コーヒー、電池、電球・蛍光灯、工具、少額減価償却資産、ガソリン・軽油 他

消耗品費の経理処理

日々の経理処理では、消耗品を購入した日付で「消耗品費」として計上することが多いですが、一方で税務会計上は、購入した日付ではなく、使用した日をもって「消耗品費」として計上することが求められます。従って、期末日において、未使用の消耗品が残っている場合には、未使用の金額を棚卸資産(消耗品や貯蔵品)として計上する必要があります。

なお、法人税の基本通達により、一定の要件下に該当する消耗品費は、取得した事業年度の損金に算入してもよいとされています(これに該当するものは、期末に未使用分を振り替えなくともよい)。