水道光熱費

読み方: すいどうこうねつひ
分類: 勘定科目(P/L)

水道光熱費は、企業や家計などで広く使われる用語で、水道代と光熱費の総称をいいます。これは、基本料金を除けば、使った分に応じて費用(コスト)がかかるので、日常的な節約の基本は、エコを意識してとにかく無駄に使わないことです。

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企業の水道光熱費について

水道光熱費は、企業においては、損益計算書(P/L)の販売費及び一般管理費に区分される勘定科目の一つで、具体的には、事務所(本社・支社・支店等)や店舗などで日常的に使う、水道や電気、ガス、暖房灯油などの費用が該当します。

◎損益計算書 > 経常損益 > 営業損益 > 販売費及び一般管理費 > 水道光熱費

なお、製造業の工場で製造のためにかかった水道光熱費については、製造原価に組み込まれます。

家計の水道光熱費について

水道光熱費は、家計においては、日常生活の中で必ず発生する基本的な支出項目で、生活のために必要な水に関する費用である水道料金や下水道使用料の「水道費」と、生活のために必要なエネルギー購入に関する費用である電気料金やガス料金、灯油料金などの「光熱費」から構成されます。

なお、家計簿をつける際には、水道費と光熱費を別々にしてもよいですし、または一緒にして水道光熱費としてもよいです。

※2016年4月の電力自由化により、今日では、自由に電力会社を選んで契約できるようになっており、プランを比較して契約先をうまく選べば、光熱費の電気代を節約できる。

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