逆張り

読み方: ぎゃくばり
英語名: Contrarian
分類: 投資手法

逆張り(逆バリ)は、マーケット(相場)のトレンド(流れ)とは逆に、相場が悪い時に買い、あるいは相場が良い時に売る(空売りする)という投資手法をいいます。これは、相場の流れや人気に逆らった投資手法であり、上げ相場の時に売り、一方で相場環境(市況)が悪化し、人気(活気)がなく、値下がりしている下げ相場の時に買うというものです。

また、逆張りの反対が「順張り」で、相場の流れに逆らわずに売買をするというものです。通常、短期売買では「順張り」が、中長期投資では「逆張り」が適していると言われます。

逆張りの具体例

逆張りは、株式投資においては、株価が大きく値下がりしている時に買ったり、株価が高値圏にある時に空売り(信用売り)をしたりするケースなどが挙げられます。また、投資信託においては、株価が大きく値下がりしている時に株式ファンドやブル型ファンドを購入したり、株価が高値圏にある時にベア型ファンドを購入したりするケースなどが挙げられます。

その他に、外貨預金やFXなどの外貨投資においては、円高ドル安が大きく進んでいる時に、ドルを買ったりするケースなどが挙げられます。

逆張りの注意点

逆張りは、他の投資家や市況の裏をかく投資手法であり、株式投資において、日本の個人投資家は「逆張り」を好む傾向があります。一見、逆張りは堅実そうな手法に見えますが、一方でトレンド(相場)の流れを読み間違えると、含み損(損失)が大きく膨らむリスクがあります。

一般に株式投資で逆張りをする場合、何を基準に株価を評価して取引するかがポイントになり、最も重要なのは相場観ではないかと思います。また、その判断にあたっては、通常、移動平均線からの乖離率などのテクニカル分析を用いることが多いですが、時にはファンダメンタルズ分析を用いて行うこともあります。

ちなみに、逆張りの効用を説いた格言として、「人の行く裏に道あり花の山」というものが有名です。