ジュニアNISA

【読み方:じゅにあにーさ、分類:税制】

ジュニアNISAは、未成年者少額投資非課税制度の愛称をいいます。

日本に住む0~19歳の方を対象にした資産形成のための非課税制度で、非課税枠は年80万円、最大5年間、400万円を投資できるもので、その実態として、口座名義は未成年者本人ですが、資金を出すのは親や祖父母の場合が多いです。

・2016年から開始、2023年まで口座開設が可能
・2022年4月から成年年齢は18歳に引下げ

一般にジュニアNISAの主な利点としては、資金を出す側には贈与などの相続対策になるほか、未成年者の資産運用に関する金融知識の向上につながるのではないかと期待されています。また、口座開設後は、親権者が代理で運用・管理し、口座名義の本人は18歳になると払い出しができます。

◎投資対象は、20歳以上の方が利用できる少額投資非課税制度(NISA)と同じく、上場株式やETF、REIT、株式投資信託などとなっている。

◎20歳以上のNISAとは異なり、3月31日時点で18歳である年の前年の12月31日までは払出制限があり、要件に反して払出しがされた場合、それまで非課税で受領した配当金や売買益などについて、払出時に生じたものとして課税される。

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