XPT
読み方: | えっくすぴーてぃー |
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分類: | 貴金属 |
XPTは、ISO 4217で定められた、アルファベット3文字で記述した貴金属の「プラチナ」の世界共通で用いられる通貨コードをいいます。
ISO 4217とは、ISO(国際標準化機構)で制定された国際標準の一つで、各国あるいは各地域の通貨を3文字のコードで記述できるようにしたもので、現在、通貨だけでなく、貴金属や国際的なファイナンスで使われるものも含んでおり、貴金属のコードは全部「X」で始まります。
目次:コンテンツ構成
XPT(プラチナ)の概要
プラチナ(Platinum)は、貴金属の中で金(Gold)と比べても、さらに希少価値が高いです。
その昔、美しい輝きが中世の王侯貴族たちを魅了し、かのフランス王ルイ16世により「王にのみふさわしい貴金属」と称され、またその美しさと希少性から、今日では、永遠の愛の象徴として「ブライダル・ジュエリー」にも広く利用されています。
XPT(プラチナ)の用途
現在、プラチナの主な用途としては、身近な装飾品(宝飾品)に利用されるだけでなく、自動車の排気ガス浄化触媒、燃料電池の電極、液晶パネルの製造、コンピュータのハードディスクなど工業用にも数多く利用されており、その需要は年々高まる傾向があります。
XPT(プラチナ)の主な特徴
プラチナの主な特徴として、以下が挙げられます。
・その美しい輝きによる貴金属としての魅力
・有史以来の生産量は金の約30分の1という希少性
・南アフリカやロシアなど限られた地域に偏在
・ハイテクや自動車など工業需要が年々増加傾向
・株や債券などの金融資産とは異なる値動き
・プラチナ地金やプラチナジュエリーとして保有可能