日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会（JCCO）は、消費者信用（クレジット）の多重債務に悩む個人（消費者）の生活再建のため、公正・中立な立場から問題解決に取組む機関（公益財団法人）をいいます。

現在、事業所として東京本部と大阪支部があり、また日本全国に開設したカウンセリングセンター及び相談室において、関係機関との連携を図りながら、カウンセリング事業を実施しています。

目次：コンテンツ構成

• 日本クレジットカウンセリング協会の目的
• 日本クレジットカウンセリング協会の沿革
• 日本クレジットカウンセリング協会の事業

日本クレジットカウンセリング協会の目的

日本クレジットカウンセリング協会は、消費者信用の利用者で、複数の債権者に対しての債務の返済が困難な状態に陥った多重債務者などに対し、消費者保護の立場から公正・中立なカウンセリングなどを行い、その生活再建と救済を図ること、および消費者信用の健全な利用についての啓発を行い、多重債務者の発生の未然防止を図ることを目的としています。

日本クレジットカウンセリング協会の沿革

日本クレジットカウンセリング協会は、日本弁護士連合会や消費者団体、言論界、学識経験者、およびクレジット業界などの理解と協力が土台となって、1987年に通商産業省から設立許可を得て、公益法人として発足しました。

その後、2002年に経済産業省および金融庁から認可を得て、従来のクレジット業界に加え、新たに貸金業界と銀行業界の協力が加わり、「消費者信用業界の横断的なカウンセリング組織」として拡充されました（2012年に公益財団法人に移行）。

日本クレジットカウンセリング協会の事業

日本クレジットカウンセリング協会は、現在、以下の事業を行っています。

多重債務者の生活再建と法的救済を図るカウンセリング事業

・多重債務者の生活、債務、弁済方法等に関する相談及び助言
・多重債務者の弁済計画の策定及び同計画の債権者への提示
・多重債務者の弁済計画の履行に関する助言
・多重債務者に対する破産・民事再生等の司法手続きに関する助言
・多重債務に陥る可能性のある者に対する相談及び助言

消費者信用とその利用に関する啓発・調査事業

・消費者信用に関する調査及び研究
・消費者信用の健全な利用に関する啓発