円-円スワップ
読み方: | えんえんすわっぷ |
---|---|
英語: | Yen Swap |
分類: | スワップ |
円-円スワップは、金利を互いに交換する金利スワップの一つで、円金利同士を交換するものをいいます。
現在、固定金利と変動金利を交換する取引が一番多いですが、その他に、長期プライムレートを指標とする「長プラスワップ」、短期プライムレートを指標とする「短プラスワップ」、長期金利(5年のスワップレート等)を指標とする「CMSスワップ」なども取引されています。
一般に円-円スワップは、日本の金融機関や企業などが金利変動リスクを回避するために、日常的によく利用されています。
特に固定金利と変動金利(TONA・TORF・TIBOR)を交換するスワップ取引については、固定金利の債務者は変動金利に転換することで金利低下によるコスト上昇リスク(利払い負担)を軽減できる一方で、変動金利の債務者は固定金利に転換することで金利上昇リスクを軽減できます。