普通株式等Tier1比率(CET1比率)
読み方: | ふつうかぶしきとうたーわんひりつ |
---|---|
英語: | Common Equity Tier 1 (CET1) ratio |
分類: | 金融規制 |
普通株式等Tier1比率は、「CET1比率」とも呼ばれ、バーゼルIIIにおいて、質・量の向上を求める新たな自己資本比率規制として導入された指標をいいます。
普通株式等Tier1をリスクアセットで除した比率で、海外営業拠点を有する預金取扱金融機関を対象としており、現在、4.5%以上となっています(日本では、2013年3月期から適用)。
なお、普通株式等Tier1とは、最も損失吸収力の高い資本(普通株式・内部留保等)をいい、資本の質の強化および金融システム内でのリスクの蓄積防止の観点から、のれん等の無形資産、繰延税金資産、他の金融機関の資本保有などは原則控除されます。