アップフロントフィー
英語: | Up-front Fee |
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分類: | 融資 |
アップフロントフィーは、融資やスワップ取引などにおいて、当事者間の合意に基づき、実行時に授受される金銭をいいます。
融資では、主にシンジケートローンで用いられ、アレンジメントと参加検討の対価としてシンジケート団に支払われる手数料で、融資総額の一定比率で一括して支払われます。
この場合、アレンジメントに対する対価と参加検討に対する対価の両方の側面を有するため、各々に対応するフィーを区分して支払うケースもありますが、通常はアレンジメントを行う銀行が一括手数料として受け取って、参加銀行にも一定比率で配分するケースが一般的です。
また、スワップ取引では、金利スワップの場合、取引の成立時における当事者間の合意に基づき授受される金銭(固定金利及び変動金利を除く)を「アップフロントフィー」と言います。