EMEAP(東アジア・オセアニア中央銀行役員会議)
読み方: | えみあっぷ |
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英語: | Executives' Meeting of East Asia and Pacific Central Banks |
分類: | 国際機関 |
EMEAPは、"Executives' Meeting of East Asia and Pacific Central Banks"の略で、日本語では「東アジア・オセアニア中央銀行役員会議」と呼ばれ、東アジアとオセアニアの中央銀行・通貨当局の協力組織をいいます。
1991年に日本銀行の提唱により、東アジアとオセアニアの各国・地域の金融政策運営や中央銀行業務などについて、自由に情報や意見を交換する場として発足したもので、2021年末時点で、オーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイの11カ国・地域が参加しています。
現在、EMEAPでは、総裁会議が年1回開催されるほか、代理者会合やワーキング・グループなどにおいて、域内のマクロ経済情勢、決済システム、銀行監督制度・手法、金融為替市場動向、情報技術などに関する幅広い意見交換が行われています。