投資協定
読み方: | とうしきょうてい |
---|---|
分類: | 貿易・協定 |
投資協定は、海外(外国)に投資した企業等や投資財産の保護、規制の透明性向上などにより、投資を促進するための取り決めをいいます。
外国に投資した企業等やその財産を保護したり、投資を促進したりするために国・地域間で締結するもので、具体的には、投資の受け入れ国・地域が第三国より不利な待遇を与えない「最恵国待遇」や自国企業より不利な待遇を与えない「内国民待遇」を保証するほか、受け入れ国・地域と問題が生じた場合の「紛争解決ルール」などを定めます。
通常、投資協定は、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)に至る過程において締結されることが多いです。
<二国間投資協定(BIT:Bilateral Investment Treaty)>
海外投資に関する規制をできる限りなくし、投資が自由に行える環境を整え、企業等(投資家)および投資財産を保護するために外国との間に結ぶ二国間の取り決め。