アラブ石油輸出国機構(OAPEC)
読み方: | あらぶせきゆゆしゅつこくきこう |
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英語: | Organization of Arab Petroleum Exporting Countries(OAPEC) |
分類: | エネルギー |
アラブ石油輸出国機構(OAPEC)は、アラブ産油国が石油産業を中心に経済活動の協力を目的に設立した国際機構をいいます。
1968年に石油輸出国機構(OPEC)とは別組織として、クウェート・サウジアラビア・リビアの3カ国によって設立されたもので、現在、本部はクウェートの首都クウェートシティに置かれ、10カ国が加盟しています。
一般にOAPECは、昨今のニュースで報じられることはほとんどありませんが、過去においては、1973年の第四次中東戦争の際に、アラブ諸国支援の石油戦略として原油輸出禁止措置をとったため、第一次石油危機(第一次オイルショック)がもたらされました。
<OAPECの加盟国>
クウェート、サウジアラビア、リビア、アラブ首長国連邦、アルジェリア、バーレーン、カタール、イラク、シリア、エジプト