SMI指数

SMI指数は、「スイス株価指数」とも呼ばれ、スイス連邦のスイス証券取引所の上場銘柄の内、時価総額および流動性が最も高い銘柄（大手企業20社）で構成される時価総額加重平均指数をいいます。

欧州のスイス株式市場（チューリヒ市場）の代表的な株価指数で、指数値の計算には浮動株を使用し、1988年6月30日を基準日とし、その日の時価総額を1500として算出されます。

一般にスイスは、欧州だけでなく世界において、長い伝統を誇る国際金融センターとしての強さ（知名度）を持ち、またSMI指数は、世界的にも注目度の高い株価指数の一つになっています。

SMI指数の構成銘柄（2022年5月）

・ABB－電力・重電・ロボット
・ALCON－医療機器
・CS GROUP－金融
・Geberit－衛生システム・製品
・Givaudan－香料
・Holcim－建築材料
・Logitech-デジタルデバイス
・LONZA－医薬品受託製造開発
・NESTLE－食品
・NOVARTIS－製薬

・Partners Group－投資運用
・RICHEMONT－ブランド
・ROCHE－製薬
・SGS－審査・検査
・Sika－建設用・工業用化学製品
・Swiss Life－金融
・SWISS RE－再保険
・SWISSCOM－通信
・UBS－金融
・Zurich Insurance－保険

スイス取引所の概要

スイス取引所（SIX Swiss Exchange）は、SIXグループ（SWXグループ、SISグループ、テレクルス・グループの合併により2008年初めに設立）の一部門です。

現在、スイスの金融市場のバリューチェーン全体を統括し、証券取引や金融情報提供、支払取引業務などを全て単一組織で行い、完全自動化を実現した電子取引システムは非常に堅牢です（インターネット上で、株式の注文の処理、売上計上、支払、確認が行われる）。