恐怖指数
読み方: | きょうふしすう |
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英語: | Investor Fear Gauge |
分類: | 概念 |
恐怖指数は、マーケットにおいて、投資家心理の不安度合いを示す指標をいいます。
元々は、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(30日間)を元に算出・公表している「VIX指数(CBOE VOLATILITY INDEX)」を指していましたが、昨今では、同じような仕組みの欧州の「VSTOXX指数(欧州版恐怖指数)」などでも使われることがあります。
一般に恐怖指数は、投資家心理を示す数値として利用されており、この数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされます。通常は、10から20の間で推移することが多いですが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向があります。