銘柄分散

読み方: めいがらぶんさん
分類: 運用理論

銘柄分散は、一つ(少数)の銘柄だけでなく、複数の銘柄に分けて投資することをいいます。

株式や債券、通貨、コモディティなどで使われる概念で、ある投資対象において、少数の銘柄に集中して投資するのではなく、性格(特徴)の異なる複数の銘柄に分けて投資することによって、ポートフォリオ(保有銘柄全体)の価格変動リスクを低減する効果が期待されます。

例えば、株式では、値動きが異なる業種の銘柄を組み合わせたり、また通貨では、クロス円ばかりでなく、ドルストレートを組み合せたりすることなどが挙げられます。

一般に資産運用において、銘柄分散は検討することが非常に多いため、難易度は結構高いですが、一方で運用会社が高度な専門知識で様々な対象に銘柄分散を行う「投資信託」を活用すれば、個人でも少額の資金で気軽に銘柄分散を行うことができます。

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