ベーシス取引
読み方: | べーしすとりひき |
---|---|
英語: | Basis Trading |
分類: | 投資手法 |
ベーシス取引は、現物価格と先物価格の差である「ベーシス(Basis)」に着目して利益を得る取引手法をいいます。これは、マーケットにおいて、株価指数先物と現物株バスケット、債券先物と現物債、商品先物と商品現物などで行われています。
目次:コンテンツ構成
ベーシス取引の種類
ベーシス取引には、ロングベーシス取引とショートベーシス取引の二つがあります。
|ロングベーシス取引|
「ベーシスの買い」とも言い、該当市場において、現物を購入すると共に先物を売り建てる取引。
|ショートベーシス取引|
「ベーシスの売り」とも言い、該当市場において、先物を買い建てると共に現物を売却する取引。
ベーシス取引の実践
ベーシス取引では、ベーシスが拡大したら、将来的に縮小することを見込んで、現物を売却して先物を買い建てる「ショートベーシス取引」が行われます。
逆にベーシスが縮小またはマイナスになったら、将来的に拡大することを見込んで、現物を購入して先物を売り建てる「ロングベーシス取引」が行われます。
そして、予想通りにベーシスが縮小または拡大すれば、反対売買によって利益を上げることができます。