ベーシス・ポイント・バリュー

ベーシス・ポイント・バリュー（Basis Point Value）は、金利が１ベーシス・ポイント（0.01％）変化した時の債券やデリバティブなどの金融商品の現在価値の変化額をいいます。

金利リスク指標の一つで、金融商品の金利感応度を示すものとなっており、通常、複数の金融商品からなるポートフォリオ（ポジション）のベーシス・ポイント・バリューを求める場合には、各商品のベーシス・ポイント・バリューを構成比で加重して求めることになります。

また、ベーシス・ポイント・バリュー以外にも、金利のこうした変化に対する価値変化を数値化する金利感応度分析のリスク指標に「グリッド・ポイント・センシティビティ（GPS）」があります。

＜グリッド・ポイント・センシティビティについて＞

一定期間毎に設定した基準時点（グリッド）の金利を、それぞれ個別に変化させて現在価値の算出を行い、任意グリッドの金利変化に対する現在価値の変化額を計測するもの。