ベーシスポイント
英語: | basis point |
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分類: | 単位 |
ベーシスポイント(basis point)は、金利単位の呼び方で、「0.01%=1basis point(1ベーシスポイント)」となっています。
本来、"basis(ベーシス)"とは「基準」、"point(ポイント)"とは「小数点」いう意味の英単語で、"basis point"とは「基準となる小数点」を意味し、主に市場用語として使われ、日本語では「毛」に対応します(割は10%、分は1%、厘は0.1%、毛は0.01%、糸は0.001%)。
一般にマーケットにおいては、「basis point=bp(ビップ)」と略され、主に債券の利回りや金利の変動、ファンドのコストなどに用いられており、例えば、0.10%は10bp、0.50%は50bp、1.00%は100bpというように表記されます。
なお、債券においては、1bpが最小単位して使われることが多いですが、必要に応じてもう一つ下の単位である0.5bp(half a basis point)が使われることもあります。
<本用語の使用例>
・政治リスクの高まりが意識される中、イタリア10年債利回りは一時2.46%と、約10ベーシスポイント(bp)上昇した
・FOMCは、FF金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、2.00%とすることを決定した
・トルコリラは5%強下落して過去最安値を付けたが、トルコ中央銀行が300ベーシスポイント(bp)の緊急利上げを行い、上昇に転じた