ガイダンスリスク
読み方: | がいだんすりすく |
---|---|
分類: | リスク |
ガイダンスリスクは、企業が減益予想を示したり、市場予想を下回る見通しを示したりして、株価が大きく崩れることをいいます。
株式市場において、決算発表シーズンに意識されるリスクで、またガイダンスとは、企業が投資家向けに翌四半期や次年度の業績予想(見通し)を発表することをいいます。
一般に日本企業は、成長志向の新興企業を除いて、保守的な業績予想を出す傾向があり、実際に市場予想を下回るガイダンス(業績予想)が発表されると、驚いた投資家の売りで株価が大きく下がることがあります。
過去の代表例としては、2003年4月にソニーが2004年3月期の減益見通しを発表した際に、同社株のみならず、株式相場全体の急落につながり、当時「ソニーショック」と呼ばれ、市場関係者の間で語り継がれています。