長期投資

読み方: ちょうきとうし
分類: 投資手法

長期投資は、株式や債券、投資信託、不動産などの投資対象において、長期間にわたって投資対象を保有し、利益を上げる(資産を殖やす)投資手法をいいます。

短期的な値動きから利益を上げる「短期投資」に対する概念(用語)で、明確な定義は特にありませんが、通常、数年~数十年程度の期間で投資を行うことを指し、時間分散によって価格変動リスクを抑え、安定した運用を行えるとされます。また、投資期間が長くなるにしたがって、投資の平均収益率は安定していく傾向があるとされます。

一般に長期投資は、金融機関やFPなどが、雪だるま式に殖える複利効果、売買コストの低減、積立投資や確定拠出年金との相性の良さ、時間分散によるリスクコントロール、日々の値動きに一喜一憂する必要がないといったメリットを説いていますが、一方で実際にやってみるとうまくいかないことも多いです。

実際のところ、長期投資の代表的な商品である「投資信託」でさえ、長期でうまくいっていないファンドも多く、それゆえ、株式や債券、投資信託などを単純に買って長く持てば、長期投資が成功するというものではなく、少なくとも以下のような点に注意する必要があります。

◎長期的に良いと思われる投資対象を割安な時に買って長く保有する。

◎投資対象の選択に失敗すれば、長く含み損を抱える(塩漬けになる)ので、株式や投資信託などの銘柄分析は非常に重要である。

◎長期的に投資したいと思う「銘柄リスト」を作り、割高な時は投資せず、割安な時が来るまで待った方がよい。現預金で持つ分には、少なくとも損することはない。

◎過去から現在までの推移を見て、未来を予測することは必須であり、また株式や投資信託、為替などのチャートを長い時間軸で見て、投資のタイミングを捉えるようにした方がいい。

◎長期投資は、順張りではなく逆張りであり、相場が低迷・暴落している時こそチャンスである。1年に少なくとも数十日は相場は低迷し、10年に1度は金融危機で大暴落しており、これが繰り返されるからこそチャンスがある。